☆今日も元気に、無節操グダグダ日記☆

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奇跡の人。

奇跡の人2009.11.29 シアターBRAVA!
演 出 : 鈴木裕美
出 演 : 鈴木杏   高畑充希
      中尾明慶  大家仁志  重田千穂子
     七瀬なつみ 佐藤B作   ………他

生まれてまもなく高熱により、光にも音にも反応できなくなってしまったヘレン(高畑充希)。
それから数年、6歳になったヘレンは目も見えず耳も聞こえず話すことも出来ず、ただただ可哀想にと甘やかされ大きくなる。
なんとか治療をと方々に救いを求めていた矢先、その知らせがアニー(鈴木杏)まで届き、かつては盲目だった彼女の自立への試練としてヘレンの元へ家庭教師としてやってくることになる。
言わずとしれた三重苦の少女ヘレンケラーとその教育にあたった新米家庭教師アニーサリバンとそして家族の奇跡への苦悩の戦いのお話です。

すごかった。ただすごかったというのが真っ先に出てくる感想です。
こんなに初っ端から泣きっぱなしの舞台は「わが闇」以来かも。あれとは全然違う涙ですがね念のため^^;

杏ちゃんはこの前の「ムサシ」の時に感じられた大人への変化が上手い具合に馴染んでさらに落ち着いたお芝居に感じられました。
劇中にもありましたが、サリヴァン先生ってもっとおばさんなんだとばかり思ってたんだけど20歳とかだったんだってね。
実際いま杏ちゃんが22歳なので適齢ですよね。
今までは大竹しのぶってイメージだったから杏ちゃんが今この歳でアニーをすることの意義は本人も言っていたとおり確かにあったんじゃないかな。
自分も盲目の身でそのうえ足に障害を持った弟との過酷な幼少期の孤児院での生活、弟との別れ。わが身のハンデは克服するも心には大きな傷を未だに残っているのにそれでも自立のため試練に立ち向かおうとするアニーの姿。
時折フラッシュバックする過去に悩まされるアニーはまだ20歳。気丈に振舞ってても心の奥底に根付く傷はいきなり顔を出して苦しめる。その辛い記憶から逃げ出そうとするも留まり記憶に打ち勝とうと挑むアニーの姿を杏ちゃんは迫力と説得力をもって演じてくれていたと思う。杏ちゃんのお芝居はやっぱ泣けるよ。
以前、16歳でヘレンケラーとしてこの「奇跡の人」で舞台デビューを飾った鈴木杏が6年後アニーサリヴァンとして帰ってきた。このことの凄さは観て実感できるものですね。お見事でした。
その過去の記憶が影絵と声のみで表現されていてアニーの孤独感が際立っててインパクト良かったです。

そしてこの舞台の見せ場の1つでもあるだろうヘレンとアニーの格闘?は本当に迫力満点でした。あれはアザだらけになるよね。
途中本気の平手打ち合戦や引っ張って殴って押さえつけて引きずってさらにアクロバティックな動きまで見せてくれた二人にしばし会場がどよめいたほど。
杏ちゃんの身のこなしも凄かったんですが、高畑さんは見るからに身のこなしが鮮やかでした。なにやらピーターパンの子なんだってね。見ていて明らかに運動神経良さそうな感じで目を惹く子でした。
この高畑さんは今回はじめて知ったのですが、ピーターパンを3回?勤めていると聞いて納得です。度胸がすごいよね。肝が据わってる感じ。
そして、野性味溢れるヘレンだけどすごく可愛く見えるのは高畑さんの魅力かな。ちょっとピーターパン観にいきたくなりました。

ヘレンは耳が聞こえないので当然しゃべれない。うなり声を上げて癇癪おこし、暴れまわる姿は動物のよう。
聞こえないし見えないのだから「言葉」というものすら知らないまっさらな状態。
赤ん坊だって生まれたばかりの頃は言葉なんて知らないのだから、少しずつでも覚えさせていけばいいと手のひらにアルファベットを描かせ触覚から覚えさせようとするんだけど難しいよね。入ってくるきっかけがないんだもん。
アニーのやり方も無謀としか思えなかったのだけど最後の最後に奇跡は起きます。
ヘレンが高熱を出したのは1歳と少しの頃だったよう。その間の記憶を呼び覚まし、井戸の水を手にかけながら「ウォーター」と叫んだ瞬間息が止まりました。
(実際にはこれ叫んでいないのが本当みたいですね。これは脚本らしいです。)
水にびしょびしょになりながら大声で泣くアニーの頬にキスとハグを。手を引いて椅子に座らせナプキンをかけてあげるヘレンに人間の凄さを見せられて涙腺がいよいよやばい事に^^;
こんなに素直に感動できたのも久しぶりでした。

そして、この舞台の客層がすごい広くて親子で来ている人もちらほらと。観終わった後しみじみと実感したことは、正直たくさんの親に大人に観てもらいたいお話だよね。
父と母の愛の深さ故の複雑化。しつけ、教育、親離れも子離れも。全てが教訓になるお話でした。

何回も言うけど本当に素晴らしい舞台を魅せてくれてありがとうだね。
もちろんカーテンコールはスタンディングオベーションの嵐。そういえば29日は千秋楽だったね。
あの拍手の渦、歓声のなか全ステ終えた役者さん達の笑顔はとても輝いてました。
鈴木杏と高畑充希の二人の迫力に圧倒されっぱなしの3時間半で今年はいい舞台納めができて良かった^^
「奇跡の人」史上最年少コンビだった今回のこのキャストで3年後にまたもう一度観てみたいかも…。

ただちょっと…3幕構成はしょうがないんだけど、やっぱり途中休憩が2回も入るのは集中力切れますね。そこが残念かな。

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

C

omment

すごいね。
相変わらず観てるね。

一度大竹しのぶのと見比べてみたいですね。確かにサリヴァンは大竹のイメージだったから。
杏ちゃんは理論派の人のようで、新聞のインタヴューに『私は憑依型の役者ではない。どうしてこうなるか、そしたらどうなるか考えながら役を作る』と、答えていました。
それはにわかには信じられないことです。
彼女の今までの演技が、ロジックでできていたなんて!
「花とアリス」での、絶妙にキモかわいいアレとかが!

ヘレンつながりで言うと、菅野美穂はデビューした頃は憑依型だったと思います。『ライバルは北島マヤです』(アレだ…)と言う本人のコメントがあるし、当時の映像だとそう思える。
現在は多分理論派です。「私たちの教科書」では役作りでタバコを吸ってたし。

多くの演出家も、理論で演技を指導しますね。多分憑依型には限界があるのでしょう。

けろ・よん太 URL | 2009/12/11 01:18 [ 編集 ]

Re: すごいね。
なるべく観れるものは観ていこうと思っています。
直感を大切にチケ確保に勤しむ常日頃。今の内にとばかりにつぎ込んでます^^;
ま、ぶっちゃけそゆとこにしかお金を使う趣味を持っていないだけとも…。

大竹しのぶのは観てみたいよね。DVDとか出たら食いつくのにぃ!!
そうか、杏ちゃんは理論派か。
でも確かにそうかも。インタヴューとか読んでてもきちんと考えてやってる感じは伝わってくるかも。
それでもあの年であそこまで作りこめるってのはやっぱり才能の産物か努力の結果か。
実に頼もしい限りですよ。

憑依型には限界があるってのは同意です。
憑依型と言われる役者もそれなりに自分の中ではきちんとしたロジックは持っているだろうし。
うーむ。奥が深い…。

スギ URL | 2009/12/12 13:54 [ 編集 ]


T

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